定期借地権とは

定期借地権という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、平成3年10月に新借地借家法が成立し、平成4年の8月1日から施行されることによって制度化されています。従来からの更新が認められる借地契約のことを普通借地権と呼ぶのですが、これに対して新設された借地契約のことを定期借地権と呼ぶのです。

この2つの違いというのは、簡単に言うと借地期間満了後に更新が認められるかどうかという点にあります。定期借地権は更新されない借地権、普通借地権とは更新される借地権のことを言います。そもそも、借地権とは建物の所有を目的とする賃借権および地上権のことを言います。普通借地権の場合は、当初の契約期間は30年、1回目の更新は20年、それ以降の更新になると契約期間が10年とされています。これは、期間が定まらなかった場合の数値になりますから、これ以上の期間を契約することを妨げるものではありません。

契約書契約満了時に、更新を拒絶する正当な事由が地主になければ、地主は契約高死因を拒絶できません。借地人が希望すれば契約は自動的に更新されます。これが普通借地権であり、定期借地権の場合は、契約期間が終わると、土地の貸し借り関係も終了するというもので、文字通り定期、定められた期間での借地ということになります。

では、ここでは、この定期借地権について知っていきましょう。あまり聞いたことのない人もいると思いますが、いざというときのための知識として身に着けておくと良いかと思われます。